ブランド腕時計へのアフターダイヤを引受ける店舗は中々ありません。
その理由は失敗したときのリスクが大きいからです。
ブランド品であろうと、指輪やその他ジュエリーの場合は通常のジュエリーへの作業(アフターダイヤ)と左程差がありませんし、貴金属の場合は多少のミスはある程度の修正が可能です。
しかしステンレス素材で出来ている腕時計のケースや、貴金属であっても時計の精密な機械がすぐ近くにある事でほんの少しのミスも出来ない難易度の高い作業になります。
しかも万が一ミスがあった場合、新しく高級腕時計を買い直しをするリスクを考えると普段できる作業も出来なくなってしまいます。
地上で横断歩道の白い部分だけ踏んで走り飛ぶことは出来ても、地上100メートルで同じ幅の柱があっても殆どの人は走り飛ぶ事は出来ないのと同じ理由です。
画像はカルティエのタンク(メンズ)のステンレスケースへのアフターダイヤ加工です。
この高難易度の加工が出来る職人は本当に数少なく、今すぐという訳ではありませんがジュエリースタジオタケナカでも、いつまでこの加工のお引受けが出来るか予測がつきません。
お悩みの方はまずはお早目に、メール、LINEでの画像付きのご相談をお勧め致します。